独立して個人事務所を持つことに ❙ わざわざ賃貸事務所を借りるわけ ❙ 賃貸事務所を借りて一番正解だったのはモチベーションの維持 ❙ 税金面でのメリットもある賃貸事務所
大学を卒業してから一般企業に就職しましたが、いわゆるブラック企業だということがわかったので1年もたたないうちに退職することにしました。
その後、ハローワークに通って就職活動を始めましたか、自分の希望にあった仕事を探すことが難しいことがわかりました。
しかも新卒ではないので、新卒よりも条件が悪い中で就職活動をしなければならず、疲れを感じるようになりました。
それなら資格を取得して開業できるような仕事に就きたいと考えて、社会労務士の資格を取得することを目指すようにしました。
専門学校に通いながら勉強し、社会労務士を開業している事務所でアルバイトという雇用形態で働き始めました。
アルバイトという契約だったので以前よりも給料は少なくなりましたが、社会労務士の仕事を身近で見ることができたので、とても勉強になりました。
実務経験を含めて4年間頑張って勉強したことによって、社会労務士の資格を得ることができました。
今までお世話になった社会労務士の事務所から独立することになったので、自分の名前で事務所を構えることにしました。
自宅周辺では社会労務士の看板を掲げても商機はないと考えたので、自宅とは別の場所で賃貸事務所を探すことにしました。
不動産会社に相談して、様々な賃貸事務所の物件を見せてもらうことができましたが、ここだと思えるような場所を見つけることができませんでした。
2週間ほど色々な物件を見せてもらい、残りが少なくなったときに、代々木にある賃貸事務所を見せてもらうことにしました。
それは5階建てのビルになっていて、駅からほど近い立地の良い場所でした。
一階にはコンビニが入居しており、他の階には歯科クリニックやピアノ教室などが入っていました。
見た目がとてもスタイリッシュなビルだったので、こんなところで事務所を開設できたらいいなと感じました。
しかし家賃を聞いてみると、予算として考えていたよりも1.5倍くらい高かったので驚きました。
デザイナーズ物件というもので、有名な建築家が設計してたてたビルなので、家賃が高めに設定されているということでした。
その分、注目度が高くなり入居している歯科クリニックやピアノ教室は活気があるようだと感じました。
内装を見せてもらうと、シンプルなのに使い勝手が良いように最新設備が導入されていましたし、それぞれの事務所の音が外に漏れないように防音設備も整っていることがわかりました。
ここなら理想の事務所を開けると感じたので、予算よりはかなりオーバーしてしまいますが、事務所として借りることに決めました。
家賃は高かったものの、その分、共益費が安く抑えられていたのも魅力に感じました。
代々木で賃貸事務所を借りて、社会労務士としての仕事を始めるようになりましたが、最初の一か月間はそれほど仕事がありませんでした。
しかしホームページなどで宣伝をしたことによって、知名度が少しずつあがってきました。
それに代々木という立地が良かったようで、新規のお客様が訪ねてきてくれることも多くなり、開業して半年後には仕事がうまくいっていると感じています。
開業したときは家賃の他に、設備なども整えなければならなかったので、貯金が底をついてどうなることかと不安になったこともありましたが、今のところはそんな不安も払拭されました。<新宿消防署・新宿警察署・新宿区と連携>テナント企業、地域住民と「防火防災フェア」開催/地域の防災拠点として様々な訓練を実施
— 業界ニュース(不動産.建設.エネルギー) (@fudousankensetu) 2018年8月19日